4月11日 公益財団法人 岡田岡田文化財団による2026年度公募助成金贈呈式が行われました。


岡田文化財団とは?
公益財団法人 岡田岡田文化財団は1979年にイオン(旧ジャスコ)創業者である岡田卓也氏が三重県の芸術文化の振興を目的に設立した団体で、毎年助成事業の公募を行い、県内の芸術・芸能文化団体への活動支援事業を行っています。
伊勢大神楽講社のこれまでとこれからの事業計画
450年以上の歴史を持つ伊勢大神楽講社においては、近代に入り法人格を取得し活動の場を広げる中でも、前身となる法人格(無期限中間法人伊勢大神楽保存会・一般社団法人伊勢大神楽支援会・一般社団法人伊勢大神楽保存会※いずれも代表は山本源太夫)の時代は狭義の活動維持が目的でしたが、令和4年度に山本勘太夫が代表となり、役員が刷新された現法人となってからは伊勢大神楽の認知度向上・日本における伝統的稀少職である”大神楽師”の育成・古式の文化や慣習の復刻など、日本芸能史における一翼の担い手である自覚を持ち、視野を全国に広げ事業活動を展開しています。
岡田文化財団による伊勢大神楽講社へのこれまでの助成
これまでの岡田文化財団の公募助成では『伊勢大神楽における古式の伊勢獅子の復刻』活動への支援を頂き、下記獅子頭の費用一部を助成して頂いております。
〇現在は廃絶した四日市東阿倉川系の獅子頭の復刻新調(二頭)
〇現在は廃絶した桑名太夫系加藤孫太夫(加藤菊太夫の本家)の獅子頭の復刻新調(二頭)

△四日市東阿倉川系獅子頭(令和6年復刻)
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2026年度公募助成金贈呈式の様子

△これまでの助成では三重県内約3000件の事業に約17億2900万円が助成されており、今年度は公募から選ばれた209の事業に9866万円が贈られ、本年の贈呈式では2026年度助成先の代表として当法人代表が選ばれ、一般社団法人伊勢大神楽講社 代表理事 山本勘太夫が式典の最後に登壇し岡田文化財団の岡田元也理事長より目録の贈呈を受けました。

△ 登壇後の挨拶では、助成団体を代表し岡田文化財団への感謝と各団体への祝いの言葉を述べ、式の最後に控える公演に先立ち伊勢大神楽を出席の皆様へご紹介致しました。


山本勘太夫社中が笛の音と共に入場し、列席の皆様の祈祷を行います。式典での公演においても、伊勢大神楽の行いに違いはありません。伊勢大神楽講社が舞う神楽は常に厄除けを伴います。


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△約20分に及ぶ公演(神楽奉納)
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式典の終了後には三重テレビや中日新聞のインタビュー取材も行われ、今回の助成について問われた代表は「伊勢大神楽は大神楽師という専従者(プロ)による芸能です。209団体が今回助成を頂いたという事ですが、我々とは違い多くの文化・芸術の担い手は学業の傍ら・会社務めをしながらなど限られた活動機会や予算の中でそれぞれが文化保全・振興に奮闘しておられ、非常に大きな助力となったと思います。我々の場合はプロ、職業でありますから、そもそも魅力のある芸能であり魅力のある文化にしなくてはいけません。それによって伊勢大神楽に憧れた志願者が大神楽師を志して入門し、やがてプロになります。ですから今回の公募で頂いた助成金というのは、見習いや若手大神楽師の教育の助力に充て、結果として世間の皆様に次回素晴らしい神楽をお見せする事で活動の意義を証明してきたい。」と述べました。
伊勢大神楽講社への助成・公演招聘をご企画頂きました岡田文化財団の皆様、イオングループ関係者の皆様、当日ご参集の三重県内芸能芸術関係者の皆様方、貴重な機会を賜り誠にあちがとう御座いました。各々の発展を旅の空から引き続きご祈念致しております。
伊勢大神楽講社 代表理事 山本勘太夫
