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2018.04.23

4月22日 栗東小柿での総舞ご報告

4月22日(日)滋賀県栗東市小柿にて総舞を奉納致しました。

栗東市小柿は50年以上も前から伊勢大神楽の来訪が途絶えております。

この度は大宝神社の社殿建て替えに際し招聘を受け、総舞奉納が実現しました。

 

 

△扇の舞

 

△綾採の曲

 

 

△水の曲“長水・突き上げ”

 

 

△神来舞

一年の厄を三六五歩の踏み足でもって、祓う神来舞です。大宝神社のご祭神へ向け、約半世紀ぶりのお披露目となりました。

 

 

△劔三番叟

 

 

総舞の最後を飾るのは、江戸期より“女形の道中”の呼び名でお馴染み魁曲です。

 

50年以上も伊勢大神楽の来訪を御待望頂いた小柿の皆様へ向け、日頃の総舞でも滅多と奉納されない勘太夫社中の真打“指吸長春・山本勘太夫”による魁曲奉納です。

 

“差し上げ”

“片手止め”

“前掛かり”

“修羅獅子”

“かき上げ”

“一本立ち”

“一反走り”

△魁曲

 

 

終了後は獅子による“頭噛みの御祓い”を行いました。

また恒例の“楽祓”では、小柿での回檀が長らく途絶えており、日頃、神楽大麻をお受けする頂く機会がない事もあり、実に多くの皆様に神札をお受け頂きました。

 

当日、大宝神社にお集まり頂いた皆様方、お世話を頂きました氏子の皆様方、ありがとう御座いました。

お出逢いした全ての皆様が、また良い年をお迎えくださる事を心よりお祈り申し上げます。

ふたたびのご縁を頂けますよう、社中一同、心待ちに致しております。