News

2022.07.26

7月24日 大阪府高石市東羽衣”新村”での総舞ご報告

7月24日 大阪府高石市東羽衣九区”新村”にて総舞を奉納致しました。

新型コロナウィルスの影響もあり、当地の9区新村フェスティバルは新村夏祭りと名称変更し3年ぶりの実施となります。

もともと、長らく伊勢大神楽の来訪が途絶えていた地域ですが今年で復活7年目となります。

 

コロナにより秋祭りが中止となっていた2年の間に新村のだんじりは新調されておりますが、特筆すべきは彫り物です。

なんと伊勢大神楽講社 山本勘太夫社中の回檀と総舞を模した彫り物が新たに加わっております!

 

 

総舞開始前の欠かすことのできない神事-

豊年と秋祭りの無事安全・成功を祈念し“鈴の舞”をだんじりに奉納します。

 

 

彫り物の再現性の高さが伺える“四方の舞”

 

△四方の舞(舞手:指吸長春・石崎雄一朗/猿田彦:長谷川大貴)

 

 

△綾採の曲(放下師:山本勘太夫・松下雄陽/道化師:石崎雄一朗)

 

 

△水の曲“皿の曲”(放下師:指吸長春/道化師:石崎雄一朗)

 

 

だんじりの彫り物に御魂を吹き込むような神来舞の二頭舞です。

 

△神来舞“正調山本勘太夫流四段”(舞手:松下雄陽・楠見ブライアン晃※勘太夫流保存会所属)

新村への大神楽再訪7周年を記念し、7年目となる大神楽師2名による山本勘太夫流の神来舞を奉納致しました。

 

 

△毬獅子の曲(翁:山本勘太夫/獅子:松下雄陽)

当地では初奉納となる毬獅子の曲です。伊勢旅の複路に際し、獅子と遭遇してしまい災難に見舞われる翁の姿を滑稽に描いた演目です。

毬獅子の“曲”。舞ではなく曲-すなわち“放下芸”として奉納しており、勘太夫社中では必ず放下芸の修練者が翁を演じます。

 

 

△献燈の曲(放下師:指吸長春・道化師役:石崎雄一朗)

神宮での代表奉納など経験豊富な放下師である指吸長春が新村にて献燈の曲を初披露しました。

 

 

△魁曲(上乗り:山本勘太夫/台師:松下雄陽)

 

 

奉納終了後は恒例の頭噛みの御祓いを行い無事に3年ぶりの総舞が終了致しました。

 

まだまだコロナが収まるまで時間が掛かりそうですが、可能な限りの対策を行い3年ぶりの催事を実行した当地のこども会の皆様や後援された自治会の皆様に、ただただ敬服致します。

だんじりと伊勢大神楽が時間と場所を共にする新村の夏祭は唯一無二の祭りだと私たちも自認しています。

来年、改めて新村に帰るその日を365日間ひたすら心待ちに、また新たな旅へ歩を進めたいと思います。皆様、お世話になりました。

山本勘太夫

 

 


総舞の奉納を終え、九区”新村”のだんじりもだんじり小屋へ曳き上げていきました。


九区こども会・地域の皆様方、本年もお世話になりました。来訪再開後、気付けば三年の年を数え、少しずつではありますが新村の文化の一部を築いていける事を大きな喜びと感じております。新村の皆様、また来年お出逢い致しましょう。