七 吉野舞 壬申の乱の時、大海人皇子はいったん吉野に身を隠したのち、三重県北部の桑名で宿泊をした。その際、皇子の夢枕に立った神が「天木綿筒命(あめのゆうづつのみこと)」を名乗り、猛獣の姿に姿を変え皇子の戦勝を約束した。その古事にちなんで吉野舞と名付けられた古の舞であり、舞に合わせて美しい神楽唄が歌われる。 一覧へ戻る