十一 楽々の舞 大神楽の太夫に呼び出された猿田彦は笹の番を頼まれる。渡された笹には人々の祈りが込められた大切な物だと教わる。何とか大役をこなそうと必死に番をする猿田彦だが、ふっと現れた獅子が猿田彦に戯れにかかる。猿田彦は獅子と戯れつつも大役を果たし、最後に猿田彦は竹を左右に振って四方を祓い清め、獅子もその中を舞い清める。豊年祈願や漁業における大漁祈願を祈念する喜劇的な舞。 一覧へ戻る