十三 傘の曲 番傘の上で、手毬、茶碗、金など様々なものをまわす。物事が円滑にすらすらとまわってゆく様子を意味する縁起の良い放下芸。勘太夫社中においては、最後に「升の突上」を行う。傘の頂上に止まる升を「止まれば頂上(重畳)」と掛ける。また、経験の浅い演者の場合、曲の冒頭に「扇毬」と呼ばれる基礎的な放下芸を披露する事もある。 一覧へ戻る