五 綾取の曲 天照大神に捧げる神衣を織る機織りの杼の動きを表わした演目で、放下芸の中では必ず一番最初に演じられる。道化師役の「これから これから 放ったか 投げたか 取ったか 締めたか」の掛け声で演目の始まりを告げる。撥の先端の赤い装飾は、かつて火を灯し演じていた事の名残である。 一覧へ戻る